システムスキャル(PD_EA)で使用可能なトレンドラインインジケーターを開発中

トレンドラインを使ったインジケーターは悲願でした

 

こんにちは。

Do. です。

 

今日は開発中のインジケーターのお話を少し。

 

これまで何度かトライしようとしてできなかった

トレンドラインを使ったインジケーター。

これがやっと形になってきました。

 

トレンドラインは、水平線と違って

非常に曖昧なラインなので

裁量向きです。

 

システムに落とし込むのはとても難しく

様々な既存ツールも使ってみましたが

しっくりくるものがありませんでした。

 

今回、ZigZagを2種類使うことで

曖昧だったラインを形にすることができました。

 

 

ラインを引く時にいつも議題として出てくるのが

ローソク足のヒゲ先か実体かという問題。

 

個人的には実体のほうが好きなのですが

今回は、「両方」を取ることで解決しました。

 

ヒゲ先も実体もどちらのラインも引く人がいるのなら

どちらも多少の優位性はあるのではないか、

という仮説をたてたからです。

 

 

これがトレンドラインプルバック(インジケーター名)を設置した画像です。

よく見ていただければわかると思いますが

ZigZagのラインが2本あると思います。

 

通常のZigZagはヒゲ先基準ですが、少しソースを変えて実体基準のものを作って

そのZigZagにあわせて実体基準のトレンドラインを引くようにしました。

 

バイナリーの簡易勝率計測ツールで勝率を確認してみました

 

インジケーターの優位性を確認するには

そのインジケーターが出しているサインと同時にエントリーするEAを作って

バックテストをするのが一番です。

 

今回もトレンドラインプルバックと同じ仕様のEAを

同時に作るように発注をしていますが

まだ出来上がってきません。

 

そこで、簡易的なバイナリー用の勝率計測インジケーターが

とても重宝しています。

バイナリーでの勝率ですからプロフィットファクターまでは出ないので

あくまでも簡易的な判断材料です。

 

こんな形で勝ち負けを判定してくれます。

 

 

これは最も結果が良かったCADJPYの結果になります。

5分足に設置して、サインが出て45分後に決済した時の勝率です。

通常のバイナリーのように3分、5分といった短い時間での判定では

どうしても騙しにあうことが多いですが

これくらい長い時間になると、FXに近い判定になります。

 

5分足と15分足の両方に設置して勝率のデータをとってみました。

 

・5分足に設置

 

・15分足

 

最初は15分足に設置したほうが良いのかな、

と思っていたのですが

5分足に設置して45分後の結果を見る形が

全体的に勝率が良かったです。

 

トレンドラインプルバックの今後の機能追加

 

まずはラフな形でプロトを作ってみましたが

面白い結果が出たので、さらに精度をあげるために

フィルターを少し追加発注しました。

 

今のままでも裁量を加えれば安定した勝率を目指すことはできそうですが

ちょっとサインの数が多いので、

もう少しいフィルターで精査してみます。

 

 

また、バイナリー用のサインとしても使えるかもしれません。

ハイローオーストラリアでは45分といった判定時間はありませんが、

最近、いい評判を聞くことが多くなった Bi-Winning では

45分後という判定時間があります。

 

 

とても良い業者のようなので、

まずはデモ口座で使ってみようと思っています。

 

 

システムスキャルとトレンドラインプルバックの相性

 

トレンドラインプルバックは、元々システムスキャル用のサインを出すツールとして

開発をはじめました。

PD_Support_EAを使ったエントリータイミングを示すサインとして使えるのはもちろん、

今週公開予定のPD_EAの外部サインとしても使用可能です。

 

PD_EAのパラメーターの【ファイル名指定サイン】のところに

下記のように設置すれば、トレンドラインプルバックのサインで

PD_EAが自動でエントリーしてくれます。

 

※ 今後、インジケーター名を Trendline_Pullbuck に変更予定です。

 

昨日のテストではこのように動いています。

 

 

フィルターの追加で勝率が上がれば

システムスキャルの連敗後のサインとして活躍してくれるかもしれません。

 

引き続き開発、検証を続けていきます。