お知らせが3つあります
こんにちは。
Do. です。
本日はお知らせが3つあります。
・PD_Support_EAのバージョンアップ
・RangeBreak_EAのバックテスト結果
・PD_EAの公開へむけて
それでは一つづつお伝えいたします。
PD_Support_EAのバージョンアップ
先週、TP比率を通常の1.1倍から2.0倍に上げると、トレンドロジックのサインでは成績が良くなる、
というお話をしました。
ただ、これは少し面倒です。
PD_EAの場合は、どのサインでエントリーするのかを
EA自体がわかっているので、
下記のようにあらかじめパラメーターで設定することが可能です。

時間経過決済もサインによって適正値が違っていたので
個別に設定できるようにしています。
ところが、PD_Support_EAの場合は、Pullback_Divergenceのサインやその他オリジナルサイン、
また、裁量判断でエントリーしたポジションを制御するので
エントリー直前、またはエントリー後にTP比率を変更する必要があります。
リミットまでのpips数を計算して、
ポジションのテイクプロフィットの数値を変更するのは
ちょっと面倒です。
そこで、TP比率変更ボタンを作りました。
こんな感じです。

このときは、結果的には2.0のTPラインには届かないで、
時間経過決済で決済されましたが、
1.1のTPラインは超えていますのでTPを変更したことで獲得利益が増えています。
エントリーしたあとに、これってフラクタルサインだな、
と気がついたらTP比率ボタンを押せば
自動で計算してくれてリミットをTP比率2.0の位置に移動してくれます。
このように、計算することはツールにおまかせするのが一番です。
それから、同時に時間経過決済機能もバージョンアップしました。
これまでは、設定した時間が経過した時に経過決済ボタンと自動ボタンが出て
それから自動設定を行う仕様でしたが
デフォルトで時間経過決済を行うのなら
パラメーターでtrueにしていれば、設定した時間が経過した時に
設定した含み益(デフォルトでは目標利益の10%)になっていれば
自動で決済されるようにしました。
これで、エントリー後はチャートから離れても良くなりました。
週明け、動作確認を行ってからメンバーサイトにアップ予定なので
来週末くらいまでにはアップいたします。
RangeBreak_EAのバックテスト結果
昨年秋に2つの機能を追加して以降、バックテストでの検証を行っていなかったので
今年に入ってからやっていました。
結果は良くなっていました。


15分足と4時間足でテストを行ったのですが
15分足でもプロフィットファクターが1.0を超えました。
また、4時間足では2.43と非常に良い数値を出しています。
ZigZag決済を取り入れたことで
逆行されたときは早めに決済することで
損失を抑える効果が出ています。
裁量を加えて使うための半自動売買EAですが
このバックテスト結果でもHLトレードの優位性は確認できています。
RangeBreak_EAをお使いの方は参考にしてください。
PD_EAはかなりマニアックなEAになりました
システムスキャルに自動エントリー機能を加えたRD_EAですが
とても興味深いツールに仕上がってきました。
ひとまず、やってみたいことはすべて詰め込みました。
システムスキャルと同様、FXトレードのOSとして使いたいので
既存のサインにこだわることなく、
他のインジケーターのサインも読み取って(インジケーターのサインの種類によっては無理なものもあります)
資金管理ロジックを使ったエントリーが出来るようにしました。
さらに、資金管理ロジックのリセット機能を整理することで
複数のマジックナンバーでの同時運用を可能としました。
これがその発注仕様書です。
************************************************************
◆ 資金管理ロジックのリセット条件
※ すべてマジックナンバーごとに管理する
※ 「セット」というのは、各マジックナンバーごとのセットを指す
※ パネルにはそのチャートで稼働しているEAのマジックナンバーの下記の4つの情報を表示する
・回数、リセットボタン、基本損失額、累積損益
現在使用している有効証拠金(開始時)および有効証拠金(現在)は削除する
※ セットの1回目の損失額を基本損失額とする
※ 重複エントリー防止機能を使用して3つまでの複数のマジックナンバーを同時に運用する場合は
各マジックナンバーごとに累計損益を管理してリセット条件を計算する
● 変形複利
・EAが管理するマジックナンバーのセットの累計損益(手数料も加味)がプラスになればリセットで基本損失額が変わる
(わずかの累計損益の場合は小数点以下の基本損失額の変化で変わらない場合もある)
例:マジックナンバー1のセットの結果
1回目(損失額倍率 1.0):負け:累計損益 -1,000円
2回目(損失額倍率 1.0):負け:累計損益 -2,000円
3回目(損失額倍率 1.0):勝ち:累計損益 -950円
4回目(損失額倍率 1.0):勝ち:累計損益 -300円 時間経過決済のため利益少額
5回目(損失額倍率 1.0):勝ち:累計損益 +100円
5回目でこのセットの累計損益がプラスになったのでリセット
● 限定マーチン
・EAが管理するマジックナンバーのセットの累計損益(手数料も加味)がプラスになる、またはそのセットで1度勝てばリセットで基本損失額が変わる
(わずかの累計損益の場合は小数点以下の基本損失額の変化で変わらない場合もある)
ただし、時間経過決済での勝ちはノーカウントで勝ちとは数えない
例:マジックナンバー1のセットの結果
1回目(損失額倍率 1.0):負け:累計損益 -1,000円
2回目(損失額倍率 1.0):負け:累計損益 -2,000円
3回目(損失額倍率 2.0):勝ち:累計損益 +150円
3回目でこのセットの累計損益がプラス、または1度勝ったのでリセット
例:マジックナンバー1のセットの結果
1回目(損失額倍率 1.0):負け:累計損益 -1,000円
2回目(損失額倍率 1.0):負け:累計損益 -2,000円
3回目(損失額倍率 2.0):勝ち:累計損益 -950円 時間経過決済のため利益少額
4回目(損失額倍率 2.0):勝ち:累計損益 -300円 時間経過決済のため利益少額
5回目(損失額倍率 2.0):勝ち:累計損益 +100円 時間経過決済のため利益少額
5回目でこのセットの累計損益がプラスになったのでリセット
勝ちのカウントはノーカウントだが累計損益がプラスなのでリセット
● スキップダランベール
・EAが管理するマジックナンバーのセットの累計損益(手数料も加味)が基本損失額の絶対値より大きくなれば、リセットで基本損失額が変わる
例:マジックナンバー1のセットの結果
1回目(損失額倍率 1.0):負け:累計損益 -1,000円
2回目(損失額倍率 2.0):負け:累計損益 -3,000円
3回目(損失額倍率 3.0):勝ち:累計損益 -950円
4回目(損失額倍率 2.0):勝ち:累計損益 -300円 時間経過決済のため利益少額
5回目(損失額倍率 2.0):勝ち:累計損益 +100円 時間経過決済のため利益少額
6回目(損失額倍率 2.0):勝ち:累計損益 +2,250円
6回目でこのセットの累計損益が基本損失額の絶対値1,000円を上回ったのでリセット
勝ちのカウントはノーカウントだが累計損益がプラスなのでリセット
************************************************************
PD_EA単体での仕様はこれで完成したので
あとはPD_Support_EAと状況によって使い分けることが出来るような設定を
追加しようと思っています。
PD_EAもRangeBreak_EAと同じ、半自動売買EAなので
連敗が多くなったときにはサインを精査したり裁量ロジックでのエントリーを
PD_Support_EAで行うことで安定した結果を出すことを目指しています。
その連携機能をそれぞれに付け加えていくのは
今後の課題です。
サインについては、
システムスキャルの特典の中で勝率が良いサインを
もう少し精査して通貨ペアごとのバックテストも行っていく予定です。
組み合わせはとんでもなくあるので
引き続き数ヶ月かけてサインの精査を行う予定です。
先週お伝えした変形複利でのテストはその後、こんな結果になっています。

まだ勝率は60%を超えていますが、いずれバックテストと同じ50%台に落ち着くと思っています。
この結果はたまたまでしかありませんが、
通貨ペアの選択などを行って、サインを精査することで
月間でプラス圏を出すことができるようになれば裁量が楽になります。
トレンドラインを使ったプルバックサイン
システムスキャル用のサイン(PD_EAでも使用可能)を今年に入ってから開発していますが
そのプロトが先程出来上がってきました。
土曜日なので、通常のMT4は止まっていますが
クリプト系のシンボルが土日でも稼働しているTTCMのMT4で動作確認をしています。
・上昇トレンド

・下落トレンド

・レンジ~上昇トレンド

ほぼ、想定した位置でサインが出ています。
トレンドラインをベースにプルバックのサインを出すロジックになります。
ヒゲ先と実体の両方でトレンドラインを引くようにしています。
このサインでエントリーする検証用のEAも発注しているので
それが出来上がったら、いろろとバックテストを行って
パラメーターを精査していきます。
トレンドラインを使ったロジックは私の悲願でもありました。
水平線と比べて、トレンドラインはとても曖昧で
プログラムを組みづらい性質のラインでした。
必要なラインだけを、ヒゲ先と実体の両方で引きたい
というわがままがやっと形になってきました。
このように、追加のサインでも問題なく使うことが出来る、
というのがシステムスキャルの良いところです。
来週にはシステムスキャル購入者の方にはPD_EAを公開させていただきますので
こんなマニアックなEAでも使ってみたいと思われる方がいらっしゃいましたら
楽しみにお待ち下さい。
同時にシステムスキャル、RangeBreak_EA(HLトレード)も再公開いたします。
連休前にお知らせできればいいかなと思っています。