FX:レンジブレイクは飛び乗りではなくて戻りを待つ

王道のレンジブレイクのタイミングを考える

 

こんにちは。

Do. です。

 

相場にはレンジとトレンドしかありません。

そのため、レンジからトレンドに変わるタイミングが

非常に効率がいいエントリーポイントになります。

 

昨日のGBPJPYだと、この場面です。

 

 

これは4時間足になりますが、

緑で四角く囲ったレンジをブレイクした後、

一度戻ってきていますよね。

 

この場面で非常にわかりやすかったのは、

レンジ上限まで戻ってきた足がコマ足だったことです。

この4時間足のコマ足をさらに細かく見るために15分足にしてみると

このようなチャートになります。

 

 

下に見える緑のラインが先程の4時間足のレンジです。

そのレンジをブレイクした後、コマ足になっているところは

15分足に落としてみると、さらにレンジになっていることがわかります。

15分足まで細かく見ることが出来る人は、

この15分足のレンジを更にブレイクして、その後戻してくるまで待つ、

というトレードもいいですね。

 

4時間足の頭でエントリーしてあとはゆっくり待つ、という形もありですが、

15分足まで落とし込んでほぼピンポイントでエントリーして

利確までの時間を少なくするという効率重視のトレードも楽しいです。

それぞれ好みだと思います。

 

待っていれば必ずブレイクするレンジ

 

レンジとブレイクの特徴を見極めたいと思い続けていましたが

レンジラインをどうやって引くか、という難題がなかなか解決しませんでした。

 

それをやっとクリアできたので作ることができたのがRangeBreak_EAです。

先程お伝えした、レンジブレイクに意識をおいて、

下の2つの動画を見て下さい。

 

・レンジブレイクでサイン

 

これは、4時間足のレンジをブレイクするタイミングでサインを出す設定で

RangeBreak_EAをバックテストした時の動画です。

いろいろなブレイクのパターンがあることがわかります。

 

一方、下記の動画では、ブレイクして戻りからのエントリーのタイミングを

捉えたものです。

 

・レンジブレイクの戻しでエントリー

 

このように、一度レンジをブレイクしても

戻してくるまで待ったほうが、ダマシに会いづらいです。

 

ただ、上の動画を見てもわかるように

すべてのブレイクで戻しを作っているわけでもありません。

 

一気にブレイクしてしまうことも多いです。

 

そのような時はあきらめれば良いのですが、

慣れてくると、このタイミングだったら

飛び乗りもありだな、という場面がわかってきます。

 

 

その一つの例について、動画でお話しましたが

レンジの期間がとても長く、

また、レンジ幅がだんだん狭くなってきた時のブレイク。

これは一気に伸びてしまうことが多いです。

 

指標やヨーロッパ市場オープンのタイミングに合わせて

一気にブレイクすることもよくあります。

 

 

まずは4時間足をじっくりと見ていって

慣れてくれば、1時間足、15分足と細かくしていけば

タイミングが見えてきますので試してみて下さい。

 

 

プルバック・ダイバージェンス インジにナビゲーション機能を追加

 

さて、プルバックダイバージェンスインジケーターも完成に近づいてきました。

今週から、本格的にデモ口座で試し始めました。

 

トレンドでの優位性については問題なく機能しているのですが、

トレンドの判断を裁量で行う必要があったので

フィルターを一つ追加で依頼しました。

 

これでレンジ内でのサインが少なくなって、サインの精度が増します。

 

そして、もう一つ。

デモ口座でのテストでどうしても面倒だったのが

毎回のロット計算とストップ、リミットの設定です。

 

エクセルを使ってやれば

短時間でできるのですが、

プルバックロジックの場合は、

押し目、戻り目の後のトレンド方向への流れなので

動きが早い事が多いです。

 

サインが出てから計算し始めると

どうしてもタイムラグができてしまいます。

 

そのため、口座残高を基準にした損失リスク比率からロット数を計算する機能と

リミット、ストップにラインを引いてレートを表示する機能を

インジケーターに追加することにしました。

 

 

これは、プログラマーさんにイメージとして

こんな感じに表示してください、と依頼したときの画像です。

 

計算についてはツールは得意分野なので

そこはおまかせして、

僕たちトレーダーは、環境認識など

人が得意な部分に集中できるようにしたいですよね。

 

 

RangeBreak_EAは、来週中には公開できると思います。

 

プルバック・ダイバージェンスロジックについては、

これからサポートEAと半自動売買EAをつくりますので

まだまだ先になりますが、

面白いものに仕上がりそうです。

 

最初は、RangeBreak_EAにプルバック・ダイバージェンスロジックの

エントリー機能も追加しようと思っていたのですが、

それは無理がある、という判断です。

 

プルバック・ダイバージェンスロジックは

資金管理機能も使うので、

かなり複雑になるため、それぞれ単独のEAにすることにしました。

 

動作が軽いほうが、使い勝手も向上しますし

もし、MT5版を作るとしても

分けておいたほうが何かと都合がいいようです。