AXIORYのデータを使うとMT4のバックテストが簡単

AXIORYのデータを使うとMT4のバックテストが簡単

 

こんにちは。

Do. です。

 

デッド・オア・リッチの機能を大幅に更新したので、色々なパターンでバックテストを取っていました。

これまでは、FXDDのヒストリカルデータをダウンロードして使っていたのですが

今回、AXIORYのデータを使ってみたところとても使いやすかったので

なぜAXIORYのデータを使うと簡単なのかについてお伝えしていきます。

 

もちろん、デッド・オア・リッチのバックテスト結果とその考察方法についても記載していきますので

参考にしていただければと思います。

 

まず、AXIORYのヒストリカルデータがFXDDと比べると使いやすい点を書きますね。

 

・通貨ペアの種類が多い

・ヒストリカルデータが各通貨ペアで月ごと、年ごとに分かれているのでピンポイントでのデータ取得が可能

 

この2つです。

デッド・オア・リッチはあらゆる可能性があるので、

今回、想定できる27通貨ペア全部でバックテストを取りました。

そうすると、FXDDのデータでは取得できない通貨ペアがありました。

ところが、AXIORYのデータでは私が必要としていたすべての通貨ペアがありました。

これはありがたいですね。

 

そして、もう一つ。

ピンポイントでヒストリカルデータをダウンロードできること。

これができることで、ダウンロードや設定の時間を短縮できます。

さらに、MT4に収納するデータがFXDDの長期間すべてのデータと比べると

圧倒的に小さくてすむのでバックテスト結果を確認するためにチャートを開いて

取引の状況を確認する時にMT4が重くなることがありません。

 

これはとても助かりました。

私がバックテストを行うのは開発用のパソコンなので

メモリも大きくしていますが

MT4、5台を同時にまわしながらやっていると、どうしても重くなるときがあります。

AXIORYのヒストリカルデータを使うことで、

それが全くなくなりました。

 

これでバックテストのストレスがほぼ無くなったと言ってもいいくらい

楽になりました。

是非、試してみてくださいね。

 

 

さて、デッド・オア・リッチのバックテストの状況ですが

期間を区切って27通貨ペアをテストして破綻しなかった通貨ペアが下記になります。

 

テスト期間は2020/10/1~2021/1/31 の 4 ヶ月間です。

一番左の数値とアルファベットは、ロット数別に純益が多い順に記載しています。

このバックテスト結果はあくまでも一例で参考情報になります。

 

バックテスト期間によって、成績が良い通貨ペアは変わってきます。

また、バックテストは一つの通貨ペアの結果でしかないので、

複数通貨ペアを同時運用して目標決済機能を搭載しているDead or Richの実際の運用は別物になります。

 

 

次に、通貨ペアをどのように選んでいくのか。その組み合わせを考えてみましょう。

 

 

 

この表は、先程のバックテスト結果を元に

重なる通貨を少なくするという基準で通貨ペアの選定を行った例です。

(この表は通貨ペアを選定する時の考え方を示した例でしかありません。
ご自身で運用する通貨ペアを決める時はバックテスト、デモ口座での運用を試していただいて選定を行ってください。)

一番左の列に検討する通貨ペア、

一番上の行にその通貨ペアを分解した時の通貨の種類を記載しています。

 

例えば、GBPNZDという通貨ペアは、

GBPとNZDの組み合わせになる、という捉え方になります。

上記の表では、検討しようとしている通貨ペアを太文字にして、

その通貨ペアの通貨の組み合わせを黒丸にしてみました。

 

ここで大切なことは、各列の黒丸の数を多くしないことです。

例えば、上の表のGBPの列を見ると、黒丸が2つです。

他の列もすべて見ていくと、黒丸は2つ以下になっています。

 

もし、GBPの列に黒丸が4つあればそれは危険ということになります。

例えば、イギリスの指標や金融政策などでポンド系の通貨が同時に動くと

4つの通貨ペアで同時にトレンドが出る可能性があります。

 

そのようなリスクを避けるために、

使用する通貨ペアの通貨の種類をできるだけ重ならないようにしたほうが良いという考えです。

上記のような一覧表を作れば通貨の重なりが一目瞭然なのでお試しください。

 

複数通貨ペア運用では、同時にトレンドになる通貨ペアが少なくなるようにするため、

同じような動きをする通貨ペアを少なくする必要があります。

そのため、過去検証、バックテストでトレンドの出方を確認した上で、

通貨の重なり、通貨ペアの相関を考慮して使用する通貨ペアを選定していきましょう。

 

デッド・オア・リッチのメンバーサイトでは、

「運用と運用時の注意事項」ページに詳しく記載をしていますので

メンバーさんはそちらもご覧ください。

 

なお、バックテストの方法については、こちら(MT4バックテストの方法:ここがわからなかった!というところを詳細説明)のページにも大切なポイントを記載しているのでご覧ください。