FX:ヨーロッパオープン時間のダマシを利益に変える

ヨーロッパオープン時間のダマシを利益に変える:2018.12.03 朝のライン

 

おはようございます。

Do. です。

 

G20 でのトランプ大統領と習近平主席の夕食会の結果、

米国の対中追加関税の 90 日間猶予が決定しました。

 

双方に成果があったと印象づけて、なおかつ

今後もこの問題を政治、経済の舵取りの大きな材料として

大切に取っておく、といったシナリオなのかな、

と個人的には感じています。

 

少し窓を開けて始まった今週のドル円。

9 時の東京マーケットオープン後の動きがどうなるのか。

安心感が広がって上昇していくのかどうか。

 

今週は、金曜日に米雇用統計があります。

それから、ちょっと注意が必要なのは

5 日(水)の米国株式市場の休場。

これは、ブッシュ大統領死去による国民追悼の日ということです。

 

イレギュラーな休場なので、値動きには注意しましょう。

 

 

先週と、11 月の 無裁量 週間成績 の結果です。

 

USDJPY

 

 

EURUSD

 

 

 

 月日   曜日    USDJPY     EURUSD     合計  
11月26日 -26.9    +5.3    -21.6   
11月27日 +3.3    +17.6    +20.9   
11月28日 -4.4    -6.7    -11.1   
11月29日 +6.3    +13.6    +19.9   
11月30日 +2.2    -13.9    -11.7   
合計   -19.5    +15.9    -3.6   

 

11月の合計 

 週 
  USDJPY  
  EURUSD  
  合計  
11月01日~02日 -3.2    +46.9    +43.7   
11月05日~09日 +73.0    +22.4    +95.4   
11月12日~16日 +9.5    +109.3    +118.8   
11月19日~23日 +27.9    +76.0    +103.9   
11月26日~30日 -19.5    +15.9    -3.6   
11月合計 +87.7    +270.5    +358.2   

 

 

今日から 12 月相場ということで、無裁量 週間成績 のルールの変更があります。

 

8 月から始めた 無裁量 週間成績 の検証も 4 ヶ月間が経過しました。

大きな動きが起きやすいヨーロッパオープンの時間を、リスク回避のためファーストエントリー不可としてきましたが、

これまでのデータでは、エントリーしたほうがプラスになっている、ということがわかりました。

 

ブレグジットや、イタリアの債務問題などのファンダメンタルズ要因で大きく動いたユーロドル。

そのような状況でもプラスになっていることがわかりましたので、12 月からルールを変更して

ヨーロッパオープン時間のファーストエントリーをOKとします。

 

ちなみに、11 月 1 ヶ月間のヨーロッパオープン時のみの成績です。

 

 

ドル円はマイナスですが、ユーロドルは多きくプラスになっています。

このように、ユーロドルはロスカットになることもありますが、

大きめのボラの上下を取れることが多く利益を積み上げています。

 

トレンド戦略を行っている人は経験していると思いますが、

この時間帯は、結構ダマシにあいやすいんですね。

 

トレンドが出たかな、と思って乗ったら逆行してロスカット。

この繰り返しで連続ロスカットの、往復ビンタなることもあります。

 

ゆったり V スキャル のロジックは逆張りですから、

トレンド戦略での往復ビンタは

往復利益に変わります。

 

こんな感じです。

 

 

この画像の少し紫色がかったハイライト表示されている部分が

これまでユーロドルでファーストエントリー不可としていた時間帯です。

 

 

ルールを構築していく時の順番としては、

まず、最大限安全を考える、ということが基本です。

そのため、ヨーロッパオープン時のファーストエントリーを不可としていましたが、

4 ヶ月間の検証で、リスクよりもリターンのほうが大きいと判断しました。