FX:ボックス圏ブレイクを分割決済で手堅くとっていく

ボックス圏ブレイクを分割決済で手堅くとっていく:2018.08.21 朝のライン

 

おはようございます。

Do. です。

 

昨夜から一方的なドル安で

ユーロドルは上昇、ドル円は下落です。

株式市場は中国、香港、欧州、米国共に良かったのですが、

ドルインデックスと米 10 年債利回りは大きく下落。

 

先週の安値を割り込みましたので、

このまま 109 円台に入っていけば

5 月の安値、108 円 10 銭近辺がターゲットに入ってきます。

 

今週は大きなイベントもあるので

下落の流れが続くのかどうか、

しっかりと見ていきましょう。

 

 

今日のワンポイントレッスンは

ゆったり V スキャル とボックス圏トレード、

分割決済まで取り入れた応用編。

 

いろいろなものが絡み合っているので

ちょっと複雑かもしれませんが、

分けて考えれば見えてくると思います。

 

まず、ボックス圏トレード。

 

これは、裁量のブレイク狙いの王道です。

これだけ極めれば安定した結果を残すことができる鉄板。

 

大きな流れの中にできる中段保ち合い。

トレンドがちょっと一服していて

小さなレンジを形成する場面です。

 

これをボックス圏と言います。

 

このボックス圏は、必ずどちらかにブレイクしていきます。

 

昨日のドル円、ユーロドルのように

流れが強い場合は、流れに沿った方向にブレイクしていくことが多いです。

 

その場合、ブレイク狙いのトレンドフォローエントリー、

あるいは、一度ブレイクして戻ってきた後の第 2 波のエントリー。

これが一般的かもしれませんが、

ボックス圏ブレイクの最も優位性のあるエントリーポイントは、

下方向へのブレイクなら、ボックス圏上限からのエントリーになります。

 

そうすることで、ストップを小さく出来ます。

上限のすぐ上、5pips あたりにストップを置いておけばいいだけですから。

これで損小利大の王道トレードが可能になります。

 

そのボックス圏トレードと、

ゆったり V スキャル を組み合わせると、

ちょっとおもしろいな、というのが今日の本題です。

 

ゆったり V スキャル は逆張りですから、

当然、ボックス圏の上限でエントリーします。

それなら、ボックス圏をブレイクした後も、

そのまま持ち続けて利益を伸ばせば良いかもしれませんよね。

 

ただ、この応用編にはプラスアルファの条件が必要です。

通常は無理に利を伸ばそうとすると、

逆行して利幅を削ることになります。

基本は、ルール通り、早めに決済でOKです。

 

ただ、プラスアルファ条件として

ボックス圏上限に強い壁がある、

そして、ボックス圏を割ったところに

チャートポイントの壁(上位足のミドルラインや水平線など)が全くなく、

レートが伸びる可能性が大きいこと。

 

この条件がそろった場合は、

通常通り決済するのではなく、利を伸ばす可能性にトライしても良い

と思っています。

 

ここで、もう一つの、分割決済の思考がでてきます。

持っているポジションすべてを、利が伸びる方にベットするのではなく、

半分は通常通りの利確ポイントで早めに決済して利益を確定する。

そして、残りの半分はそのままホールドして利を伸ばす。

 

こうすればちょっと安心ですよね。

 

さらに、ホールドしたポジションがそのまま伸びて利益が乗ってきたら

ストップを半分決済したレートに持ってくる。

これで、通常通りの決済利益を確保して

安心して残りのポジションを持っていることができるようになります。

 

言葉だけではイメージがし辛いので

動画をご覧ください。

 

 

ちょっと難しい部分があるので応用編になりますが、

基本のトレードが身体に染み付くくらい

楽に実践できるようになれば

試してみても良いかもしれません。

 

 

昨日の ゆったり V スキャル の結果です。

 

 

 

 

 

トルコの短縮取引もあって、

ヨーロッパ時間が始まった後

様子を見ながら 1 セットずつのトレードでした。